原因
かぜの細菌、ウイルス、アレルギーによって、鼻の周囲の空洞(副鼻腔)の粘膜が感染して粘膜が炎症することによって起きる病気です。
症状が4週間以内のものを「急性副鼻腔炎」、急性副鼻腔炎を繰り返し慢性化したもの(3ヵ月以上)が「慢性副鼻腔炎」といわれます。
近年、一般的な慢性副鼻腔炎と比べて治りにくい(難治性)の症状が増えており、好酸球副鼻腔炎と呼ばれています。
一般的な慢性副鼻腔炎が炎症部に「好中球」と呼ばれる白血球が集まるのに対して、好酸球副鼻腔炎は「好酸球」と呼ばれる白血球が多く集まるため、好酸球副鼻腔炎と呼ばれます。